年金相談 無断で録音(11月13日38面)
<記事の概要>
社会保険庁による「ねんきんダイヤル」と「ねんきん定期便専用ダイヤル」において、電話をかけてきた相談者に同意を得ることなく、通話を録音していたことがわかりました。
ホームページ上は、「相談内容は録音させていただく場合がある」と載せていると社会保険庁は主張していますが、長妻厚生労働大臣は冒頭で録音することを知らせるガイダンスを流すよう指摘しました。
<意見・解説・感想>
ねんきん相談に関する記事を取り上げました。
確かにホームページ上に掲載しているとはいえ、相談者にとっては知らない間に録音されていることになり、あまり適切といえません。長妻大臣のように電話でガイダンスを流すべきでしょう。
社会保険庁は、もう少し空気を読むことを心掛けた方がいいと思います。
これだけ、社会保険庁への不満が高まっているのですから、録音するときは事前にアナウンスすべきでしょう。ホームページに掲載しているからという正当論を振りかざす状況でないことを察知するべきです。
ただ、そうした適切な対応の上で録音することは有効だと考えます。
年金制度は複雑です。職業、年齢、家族構成、性別で年金は異なる性格を有しています。つまり、状況を適切に把握しないと、間違った回答をするリスクがあります。
そのリスクを回避するために録音で確認するように心掛けることは、適切と考えます。
このように録音そのものはよいのですが、事前に同意をとるための対応をしっかり行うことを心掛けていただきたいものです。
それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:年金相談 録音