「就職できず」6割増(12月31日9面)
<記事の概要>
就職情報サービスのディスコの調査によりますと、2010年春に大学を卒業する予定の学生のうち、卒業までに内定をとれず就職ができない人が前年比6割増の約13万人に達する公算が大きくなりました。
既に国内大手企業は、10年卒の採用活動を終え、11年卒を対象にした活動にシフトしています。このため、通年採用の外資系か中小企業などが内定獲得の中心になると思われます。
<意見・解説・感想>
新卒採用の厳しさを示す記事を紹介しました。
今は、企業もリストラで動く中、新卒採用は厳しい面があります。希望退職を募集しておきながら、新卒採用というかたちで社員を募集するのは、さすがに自粛するでしょう。
不景気が続き、人件費というコストの削減が進む中、大学を卒業しても就職できない方が増えるのは、ある意味予想していましたが、ここまでひどいとは驚きです。
ただ、この場合、いつも思うのですが、「ピンチこそチャンスあり」です。
まず、企業にとっては、優秀な人材の獲得のチャンスです。しっかり面接して、良い学生を獲得していただきたいと思います。
一方、学生も、こうした逆境はこれまでなかなか経験したことがないでしょう。こういうときこそ、積極的に就職活動をするべきと考えます。こうした苦しい状況を乗り越えたら、それは自分にとって大きな財産です。会社に入って、営業でもしていれば、もっと大変なこともあります。社内の上司と社外の取引先との関係もあり、結構大変です。この厳しい就職活動は、今後に向けての良い練習の機会であると前向きにとらえる気持ちが大事です。
「人生は一度きり」です。不景気なんかに負けず、学生の皆様も、元気よく、内定という勝利に向かって、頑張っていただきたいと思います。
それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:採用