2010年05月18日

高級感演出した新店舗 HIS

<本日の注目記事>
高級感演出した新店舗(5月18日面)

<記事の概要>
HISは、旅行商品の安さよりも高級感や接客を重視した新型店を展開すると発表しました。
具体的には以下のとおりです。

・高級リゾート施設の客室に泊る商品等を扱います。
・中心価格を25万円と既存店の客単価の2倍以上に設定します。
・「QUALITA」ブランドで展開します。
・店舗網は順次拡大し、年間100億円以上の取扱高を目指します。

<意見・解説・感想>
HISの戦略に関する記事を取り上げました。

旅行という基礎となる商品を活かしつつ、顧客ターゲットを広げていく手法です。
関連型多角化といえます。

これにより、従来のHISの顧客(比較的低価格志向)、新しい顧客(比較的高級志向)両方をターゲットとすることになります。

この場合、顧客ターゲットがこのように極端に異なれば、取り扱う商品のみならず、接客サービス、販売促進等も異なることになり、企業内でバランスを図ることが困難になることも考えられます。

ただ、会社全体が低価格化路線から高級路線への転換を視野に入れているのであれば、最初は小さく試行することも有効です。

まずは行動してみて、試行錯誤を繰り返しながら、適切な戦略を構築していくことと思われます。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:高級感
posted by haru at 16:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

心の健康対策

<本日の注目記事>
心の健康対策(5月17日13面)

<記事の概要>
出光興産では、心の健康対策につて強化します。
具体的には、以下のとおりです。

・役職員向けに配布している社員向けのメンタルヘルス対策の冊子を7月に改訂します。
・産業カウンセラーを増員します。
・ネットを活用しストレス解消法などの情報発信をスタートします。

<意見・解説・感想>
メンタルヘルスに関する記事を取り上げました。
出光興産では、メンタルヘルスについて、本格的に対策を強化しています。

メンタルヘルスでは、予防と事後の対応が大切になります。

予防では、過重労働やパワハラの防止、また社員のセルフケア等の対策が必要です。

事後の対応では、メンタルヘルスの社員が発生したら、どのように対応するか規定でしっかり定めておくことが重要です。休職の発令はどうするか、休職期間はどうするか、復職の判断はどうするか、等の内容をトラブル防止の観点から工夫する必要があります。

メンタルヘルスの相談は増えています。適切な対応が今強く求められています。

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ラベル:心 健康対策
posted by haru at 16:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社内制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

ワタミ「250円居酒屋」、中小は「おもてなしの心」で勝負

<本日の注目記事>
ワタミ「250円居酒屋」(5月13日11面)

<記事の概要>
ワタミは低価格居酒屋を展開します。具体的には、以下のとおりです。

・生ビールを含むメニューの7割を税込み250円で販売
・料理とドリンクあわせて100種類前後提供
・6月中旬に都内第1号をオープン
・新店名は「仰天酒場 和っしょい
・セルフ方式を採用

<意見・解説・感想>
低価格居酒屋の記事を取り上げました。

生ビール1杯250円ですか。本当に安いですね。
これは、ワタミであるがゆえにできるビジネスと考えます。

大量仕入れによる仕入れコストの削減により、低価格化を実現できたものと思われます。
勿論、品質にもこだわりはあるでしょう。
ワタミの強さが感じられます。

他の飲食店は、基本的には高付加価値、高価格を実現することが大事と思われます。
基本的には、「品質と価格のバランス」が重要です。

この品質には、サービスも含まれます。接客サービスで「おもてなしの心」を強化する。
こうした取り組みが、大企業の低価格競争に巻き込まれないために、重要なことだと考えます。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:ワタミ 250円
posted by haru at 11:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

みなし労働時間制 添乗員不適用

<本日の注目記事>
みなし労働時間制 添乗員不適用(5月12日39面)

<記事の概要>
阪急トラベルサポートが、「事業場外みなし労働」を理由に残業手当を支給しなかった件につき、裁判がありました。

結果的には、派遣添乗員の方に、残業未払い分+付加金で、計110万円の支払いが求められました。

今回は、以下の理由で、事業場外みなし労働時間が認められませんでした。
・派遣添乗員にマニュアルで業務を詳細に指示している。
・モーンングコールで遅刻を防ぐといった措置をしている
・以上により、労働時間把握は可能

<意見・解説・感想>
今回は、事業場外みなし労働時間制について争われた事例をとりあげました。

事業場外のみなし労働時間制とは、簡単にいえば、外勤等、労働時間の把握が困難な場合に、所定労働時間または労使協定で定めた時間を働いたとみなす制度です。

今回は、派遣添乗員でしたので、会社は、労働時間の把握が困難として、所定労働時間等決められた時間働いたものとみなし、残業手当を計算して支払っていなかったものと考えられます。

この事業場外労働は、いわば「労働時間の把握が困難であるか」がポイントになります。

これは、個人的な考えですが、現在、ここまで情報機器が発達し、誰もが携帯電話を持つ状況において、労働時間が把握できないという事態を認められるのは、かなりハードルが高いと思われます。

すなわち、事業場外労働であるがゆえに残業手当を支給していなければ、本当に労働時間の把握が困難であったか、争いが生じるリスクがあります。

事業場外みなし労働を採用している会社は、一度、問題がないか確認して見るとよいと思います。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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posted by haru at 19:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働法関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

谷亮子さん、参院選出馬表明

<本日の注目記事>
谷亮子さん、参院選出馬表明(5月11日39面)

<記事の概要>
柔道女子金メダリストの谷亮子選手が民主党から、参院選への出馬を表明しました。

現役は続行し、ロンドン五輪でも金メダルを目指すことを宣言しました。

<意見・解説・感想>
参院選に関する記事を取り上げました。

スポーツ選手の出馬が多いですね。
元体操選手の池谷氏、元巨人監督の堀内氏、元巨人選手の中畑氏、現役プロレスラーの西村氏等々

選挙に出るのは、個人の判断で決めるものですので、賛否両論あると思いますが、私は立候補した方々の行動を尊重します。

ただ、政治家というのは国民の生命と財産に大きな責任を有することになります。法律の改正も多いですし、勉強することは山のようにあります。

議員になったら本当に大変です。しかし、自分で決めたことですので、しっかり頑張っていただきたいと思います。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:谷亮子 参院
posted by haru at 12:13| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

固定客獲得で退職金増

<本日の注目記事>
固定客獲得で退職金増(5月10日13面)

<記事の概要>
ガリバーインターナショナルは固定客の獲得度合いに応じ、退職金の支給額を増額する制度を設けます。

具体的には、以下のとおりです。
・対象者:店舗の販売員
・退職金:ポイント制を導入しており、中古車の売買契約締結回数をポイントに換算
・支給額:最大1000万円の差がつく

<意見・解説・感想>
退職金制度に関する記事を取り上げました。
チャレンジングな取り組みです。

退職金とは、基本的には賃金後払い、功労報償的な性格を有するものです。
従って、固定客に関する業績を退職金のポイントに換算し、賃金に反映しきれなかった分を、後で支払うという対応は、うなずけるものがあります。

ただ、退職金の場合は、当然退職した際に支給されるものです。日々の固定客の獲得活動が毎月の賃金に反映されないのでは、社員のモチベーションの観点からは、悩ましいものがあります。

この場合の対応ですが、例えば、成果は退職金、プロセスは賃金というかたちで明確に分けることが考えられます。

プロセスについては、例えば、目標管理制度において、固定客獲得活動に関する目標を記載し、その活動内容をデータベース化する。これにより、社員の固定客獲得ノウハウの見える化が促進され、社員全体のレベルアップが図れる。そして、社員の活動を評価し、賃金に適切に反映させることが考えられます。

上記内容は一例ですが、重要なのは「貢献に対する適正な評価と処遇」です。処遇のあり方は、各社色々工夫してみるとよいでしょう。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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posted by haru at 12:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 社内制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

任天堂 成長曲がり角

<本日の注目記事>
任天堂 成長曲がり角(5月7日3面)

<記事の概要>
任天堂は6日に発表した連結決算で、純利益が前期比で18%減の2286億円と6期ぶりの最終減益となりました。具体的には、以下のとおりです。

・Wii・・・21%減の2053万台
・ニンテンドーDS・・・13%減の2711万台
・売上高・・・前期比22%減の1兆4000億円

iphoneや無料ゲーム機が台頭しているのも、厳しい状況の原因の1つとして考えられます。

<意見・解説・感想>
任天堂に関する記事を取り上げました。

任天堂の成長曲がり角という記事のタイトルですが、それでも売上高が1兆円を超えているのはすごいことですね。

とはいえ、競争が激化する中、対策を講じなければいけない状況といえます。

まずは、ハード面です。WiiやニンテンドーDSを購入した顧客の買い替え需要を喚起しなければなりません。そのためには、まずは、WiiやニンテンドーDSの改良が必要になります。また、これらに代わるゲーム機の開発も考えられます。当然、既に動き出していると思いますが、大きな課題といえるでしょう。

そして、ソフト面です。ゲーム機の場合は、「スーパーマリオ」、「ドラクエ」等のようにソフトの影響が大きいといえます。従って、魅力あるソフトの充実です。

後は、需要の掘り起こしです。ゲーム機といえば、比較的若い世代ですが、高齢化を考え、高齢者にとって利便性を感じるように工夫することも考えられます。携帯ゲーム機はさすがに高齢者は使いづらいので、うまく高齢者の需要を掘り起こせば、競合メーカーとの差別化になります。

ヒントはパチンコにあるように考えています。ゲームセンターには、あまり高齢者はみかけませんが、パチンコ屋には、けっこういらっしゃいます。高齢者は、なぜパチンコに抵抗がないのか。こうした点も考えてみてもいいと思います。

いずれにしても、イノベーションは、大企業、中小企業問わず大切です。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:任天堂
posted by haru at 15:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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