2010年11月24日

新入社員、転職二の足

<本日の注目記事>
新入社員、転職二の足

<記事の概要>
厳しい就職活動をしたが、本命の会社から内定が得られず、別の会社で働き始めた新入社員が、今後の進路で迷っています。
具体的には以下のとおりです。

・A:研修後、営業には配属され3か月、飛び込み営業で100件以上周り、受注1件、理想にほど遠い。
海外留学での語学力をいかし旅行業界を志望したが、国内拠点しかない今の会社しか就職できず。

・B:就活で20社以上落ちて、就職浪人を避けようと今の会社(IT機器の保守管理会社)に入った。
営業職を希望していたが、毎日、顧客企業のコンピュータの前で異常をチェック。
条件の良い転職先は見つからない。

<意見・解説・感想>

今回は新入社員の転職状況に関する状況を取り上げてみました。

希望する会社や職種ではないが、やむを得ず入社したものの転職先もなかなか見つからず、苦悩に満ち溢れている感じです。

まだまだ景気回復にはほど遠く、全体的に採用を絞り込んでいる状況です。
また、さらにいえば、若者のメンタルヘルス不調(特に「新型うつ」)の問題、労働法の解雇等に関する厳しさ等もあります。

こうしたことから、企業としては、売上が厳しい中、新入社員は早期に成果を期待できる可能性が低く、メンタル等の問題が生じて対応に苦慮するリスクもあり、積極的に採用を行うというマインドになりにくいと考えています。

さて、ここからは私見ですが、できれば、今入社した会社には、よほどのことがない限り3年間は頑張ってみると良いと考えます。

「石の上にも3年」という諺があります。
これは、
「冷たい石も三年座り続
ければ、暖かくなる」という意味からきています。

学生と社会はまるで違いますので、まずは社会人経験を継続して3年得ることで、ビジネスの基本を学ぶことがよいでしょう。

その上で、自己実現を図る方が良いと思います。

仕事は、給料をもらいながら、会社の設備(例:顧客等のメールのやり取りは会社のPCを使用)を利用しながら、例えば、営業の現場では折衝力等を学ぶことができる等、様々な自己成長の機会を与えてくれます。

こうした、プラスの意識をもって頑張り続ければ、いつかチャンスが来ると思います。

安易に転職を考えるよりも、3年くらいは地に足をつけて頑張ることが、後々大きくきいてくると思います。

それでは、よい1日をお過ごしください。
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posted by haru at 13:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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