裁判員 死刑を回避(11月2日1面)
<記事の概要>
耳かきサービス店員の江尻さんと祖母の鈴木さんを刺殺したとして、殺人等の罪に問われていた林被告の裁判員裁判で、東京地裁は無期懲役の判決を言い渡しました。
主な内容は以下のとおりです。
・死刑選択の余地がないか徹底的に議論したが極刑がやむを得ないとの結論に至らなかった
・動機は身勝手で短絡的であるが、一方手kに悩んだ末に愛情が憎しみに変わった。
・極刑に値するほど悪質とまでは言えない。
<意見・解説・感想>
裁判員裁判において、検察側が死刑を求刑した事件であったため、世間的に非常に注目されていた事件です。
結果的には、無期懲役となりました。
遺族側としては、納得のいかないコメントを出しています。
遺族の立場としては、当然のことだと考えます。
しかし、裁判員に、ここまで重い判断をさせることが、本当にいいのだろうか考えるところがあります。
個人的には、死刑を求刑するような凶悪事件については、裁判員には重すぎるのではないかと思います。
世間的にも注目を浴び、今回のように無期懲役となれば、遺族側の批判を浴びる。
職業として裁判にたずさわるものでない、普通の国民が、ここまでの責務を負わせることが妥当なのか疑問が残ります。
人によっては、精神的にすんなりと日常生活に戻れない人も出てくるかもしれません。
また、企業においてもケアが必要と考えます。
例えば、裁判員休暇で休んだからといって、長時間労働を強いるようなことは当然慎むべきでしょう。
それでは、よい1日をお過ごしください。
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ラベル:裁判員 死刑