0.25%利上げ(1〜5面)
<記事の概要>
日銀は、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を年0.25%から0.5%に引き上げることを決めました。
福井総裁の記者会見における主なポイントは以下のとおりです。
◆利上げ判断の理由
・米国経済がソフトランディングに向かう可能性が高まる
・国内は設備投資は順調、個人消費の夏場の落ち込みは一時的なものだった。
・今後も景気拡大が続くと見られる
◆今後について
・今後の情勢の変化を丹念に点検しながら決めていく。現時点ではオープンである
・極めて低い金利水準は維持する。
これにより、預金や借入金利等が引き上げられる見通しです。
<意見・解説・感想>
ついに日銀が利上げを決定しました。
これは先月の騒ぎから見ると予想できたことであり、市場において大きな影響は出ていないようです。
ただ、利上げにより、借入に依存している企業は利払い負担が重くなる影響がでます。収益の悪化に結びつきますので、この点は気になるところです。
今後は、しばらくは利上げはないと思います。日銀は様子見に入るでしょう。
後は、景気を拡大・維持していくことが重要です。政府の手腕に期待したいと思います。
ラベル:日銀 利上げ 0.5%